UPSは、貿易に関わる中小企業を支援することで、世界を前進させることに尽力しています。女性がオーナーの中小企業に焦点を当てて、UPSとUPS Foundationは2018年に女性輸出業者プログラム(WEP)を立ち上げました。
政府機関や非政府組織、その他の利害関係者との提携を通じて、UPSは影響力と教育により、全世界の女性が自由に貿易を行う際の障壁を乗り越えることを支援しています。
「プログラムを立ち上げた際に、2つの主要なパートナーシップを開始しました。1つは、ジュネーブに本拠を置く国際貿易センターとそのShe Tradesイニシアティブです。もう1つは、女性のグローバル開発反映イニシアティブの下でのUSAIDでした」と、UPSグローバル公共問題部門の国際貿易・中南米担当バイスプレジデントのMaria Luisa Boyceは述べています。「現在は、7つ以上のパートナーシップがあります。」
しかし、パンデミック発生時に、ワークショップと対面トレーニングについてのWEPの計画は中止を余儀なくされ、プログラムはバーチャルアリーナに移行しました。
プログラム管理者も、女性の起業家は家事と仕事を両立することになったため、パンデミックの影響を男性以上に受けたことに気づきました。
「一旦立ち止まり、再評価を行う必要がありました」とBoyceは述べています。「女性の起業家のニーズはどこにあったのか。女性の起業家が危機に対処し生き残れるよう支援するのに、どのような支援を提供できたか。
再評価により、次の3つの分野に新たに重点を置くことになりました。
- eコマースとデジタル商取引に特化したトレーニング
- 資金調達へのアクセス
- 回復についてのトレーニングとツール
「女性に限定することはできないとも言いました。すべての中小企業が傷ついていたため、対象をすべてに拡大する必要があります」とBoyceは述べています。「よって、スモールビジネス向けに全世界でグローバルウェビナーとトレーニングを立ち上げました。」
現在までに、WEPは全世界で6,000人以上の女性とスモールビジネスのオーナーのトレーニングをを行っています。
過日、UPSの企業問題・コミュニケーション・サステイナビリティ最高責任者のLaura Laneと、社会影響担当プレジデントのNikki Clifton、UPS Foundationは、Catalystが後援する国際女性デーに行われたイベントで、WEPと、全世界の女性に権限を与えるためのミッションについて話し合いました。